性格傾向と離婚

夫や妻の発達障害に悩んでいる方へ-離婚か修復かー

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「夫がアスペルガーかもしれなくて・・」、「妻は発達障害なので、とにかく片付けられないんです。」といったご相談を受けることがあります。また、「発達障害」、「アスペルガー」といった具体的な名前は出てこないけれど、相談の内容を聞いていると、それらしい傾向が感じられることもあります。

どちらにしても、おとなの発達障害が原因となり、夫婦不和に陥っていたり、離婚にまで至ってしまうご夫婦が一定数いるように思います。今回は、発達障害と夫婦の問題について、いろいろな視点からお伝えしていきます。

そもそも発達障害とは

まずは、発達障害の概念について少し整理したいと思います。発達障害の概念や定義はまだまだ変化の途中で、診断基準が変わったり、障害の名前が変わったりしています。

また、発達障害の中には、いろいろな障害が含まれており、それぞれに特徴がありますので、ひとくくりにするのが難しい面もあります。そのため、今回は、自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)と大きく3つに分けて説明したいと思います。

自閉症スペクトラム(ASD)(アスペルガー症候群)

以前、アスペルガー症候群と呼ばれていた症状や高機能自閉症などが統合されてできた診断名が自閉症スペクトラム(ASD)です。そのため、みなさんの中には、「アスペルガー」と言った方が分かりやすい方もおられるかもしれません。

ただ、名前やまとめ方は変われど、特徴的な症状は大きく変わりません。自閉症スペクトラムは(ASD)は、以下のような特徴を持ちます。

・社会性の弱さ
その場の空気や相手の気持ちを読むことが苦手

・コミュニケーション力の弱さ
相手の発言を正しく理解したり、自分の思いをわかりやすく伝えることが難しい

・こだわりの強さ
決まったルーティンにこだわる
突発的な場面に対応できない

ちなみに、「スペクトラム」とは、連続しているものや分布などを表す言葉です。障害は「0か100」ではなく、0から100まで連なっており、いろいろな程度の障害があることを意味しています。実は、この「スペクトラム」という概念を理解することが、発達障害を理解する上でとても大切な気がしています。

ADHD(注意欠如多動性障害)

注意欠如多動性障害(ADHD)は、多動性・衝動性と注意力の障害を特徴とする行動の障害です。

おっちょこちょい、そそっかしい、落ち着きがない、忘れっぽい、というような印象を持たれることが多くあり、一般に「不注意優勢型」「多動/衝動性優勢型」に分けられます。

不注意優勢型

細かいことに注意を払えないという注意力の欠如
注意を持続できない
周囲の刺激に気が散る(転動性が高い)

多動/衝動性優位型

せわしく動きまわる
体の一部をくねくねもじもじ動かす
多弁
結果を考えずに行動した結果、自分や他人が危険にさらされ、物を破壊する
順番を待てない
人の妨害や邪魔になる
質問を聞き終えないで出し抜けに答える

学習障害(LD)

学習障害(LD)は、読み書き障害や算数障害など、文字を書いたり読んだりが難しい場合や、数の概念が理解できず単純な計算が出来ないといった特徴を指します。

ただ、大人になると、子どもの時にみられた学習障害の症状は目立ちにくくなります。なぜなら、書くことが苦手でもPCやスマホを使って仕事をすることが出来ますし、簡単な計算は電卓がしてくれるからです。離婚の現場でも、LDが問題となることはあまりありません。

発達障害の実際の理解

ここまで、発達障害の個別の症状や診断名について説明してきましたが、実は、このような細かいことは、さほど大切だとは思っていません。

それよりも、以下のような「大枠の理解」が役に立つのではないかと思います。

発達障害とは、生まれつきの脳機能の障害により、その人が過ごす環境や周囲の人とのかかわりのミスマッチと相まって、社会生活に困難が発生する障害である。(鳥取大学大学院医学系研究科 井上雅彦教授監修 りたりこ発達ナビより)

発達障害について詳しく知りたいという方は、医学系の本やサイトを参考にされるといいと思いますが、実際の生活に役に立つ知識が欲しいという方は、教育系の本やサイトの方が役に立つかもしれません。以下に、個人的に一番分かりやすいと思う文部科学省がまとめている定義を紹介しておきます。(http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html

大人の発達障害

そして、この発達障害は、子どもだけではなく、大人にも診断が下されることがあります。例えば、「忘れっぽさや落ち着きのなさ」といった特徴は、成長や学習により薄れていきます。また、幼少のころに発達障害と診断され、適切な療育を受けていれば、対人関係の持ち方なども、ある程度身についていたりします。

しかし、特に、知的に高い場合など、周囲がその子どもの「おかしさ・ちぐはぐさ」に気付けないことがあります。親としては、「なんだか受け答えがちぐはぐだけど、テストの点数は高いのよね。」と安心してしまったりするのです。そんな場合、大人になっても、次のような症状や特徴で困ることになります。

おとなのADHD(注意欠陥多動性障害)

子どものADHDは、「授業中に立ち歩く」、「忘れ物が多い」といったイメージがあると思います。一方、ADHDのおとなは、「会議中にじっと座っていられずに立ち歩く」ということはありません。

ただ、貧乏ゆすりがひどかったり、体の一部を動かしていた方が落ち着くという運動欲求にも似た特徴があります。また、他の人が話しているのを急に遮って話し出すとか、一旦話し出したらとまらないといった「よくしゃべる」「テンションが高い」といったエピソードも聞かれることがあります。

仕事をしている人であれば、「会議に集中できず、すぐ寝てしまう」、「約束の時間を守れない」、「やるべきことをメモに書いても、すぐ忘れてしまう」などの悩みを抱えることになります。

周囲の人は、「だらしない人」、「約束を守れない人」、「どんくさい人」、「落ち着きのない人」といった印象を持ちます。

自閉症スペクトラム(ASD)

自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群は知的には正常な人が多く、中にはIQが120を超えるような人も珍しくはありません。勉強ができることから学校社会に適応して、大人になるまでは気づかれない場合も目立ちます。

ただ、大学に入学したり、就職して会社勤めが始まると、これまでよりもコミュニケーションが複雑になり、やりとりのスピードも速くなります。そのため、混乱してしまったり、パニックに陥る場面が出てきてしまいます。

また、「こだわりが強い」、「コミュニケーションができない」、「感覚過敏・鈍麻」といった子ども時代と同じ症状に困らされることもあります。

例えば、「いつもいくレストランで毎回同じものを注文する」、「本音を言いすぎて、周囲から嫌がられる」、「突然の指示や日々のルーティンから外れることに対応できない」、「飲食店などの雑音の多い場所では落ち着かない、話しかけられても聞き取れない」といった悩みを抱えることになります。

周囲の人は、「ズケズケ言われて傷付いた」、「指示を文面通りにしか解釈できない」、「部下なのに、態度が大きい。無礼だ」という印象を持ったりします。

妻や夫の発達障害に気付くきっかけ

では、夫や妻が「妻は発達障害ではないか?」、「私の夫はもしかしたらアスペルガーかも」と気付くきっかけは何なのでしょうか。

結婚まで気付けないことも

大人の発達障害は、こどもの発達障害に比べ、これまで生きてきた中での学習によって、症状が緩和されていたりします。また、ある程度、「隠す」という能力も身についてきます。

そのため、交際期間中には気付かなかったり、「ちょっと変わった人だとは思っていた」という感想を持つだけということもあります。ただ、結婚して生活を共にすると、独特の「ちぐはぐさ」や「おかしさ」が目立つようになるのです。

例えば、「片付けられないADHDの妻」は、一つ屋根の下で寝食を共にしなければ、その「片付けられなさ」は気付かれないかもしれません。また、「アスペルガーの夫」も、「自宅に帰っても一人になれない」、「四六時中、誰かと一緒にいなければならない」という結婚後のストレスによってはじめて、特徴が鮮明になるかもしれません。

出産・育児のストレス下で判明

出産という夫婦にとっておめでたいライフイベントによって、妻や夫の発達障害に気付くパターンも多くあります。世間で考えられている以上に、出産やその後の育児は、おめでたいだけでなく、大変さがつきまとうものです。ただただ、「赤ちゃんはかわいいもの」、「妊娠や出産はめでたいもの」と考えている夫婦にとって、その後に待っている生活の変化は、大変なストレスとなります。

そのようなストレスがかかった場合、できることの下に隠れていた発達障害の特徴が顔をだしてくることがあります。

また、子どもに発達障害の傾向がある場合、子どもの療育などを通して、実は妻・夫も傾向があるのでは、と疑う契機になることもあります。

仕事上の変化・失敗

基本的に、職場は家庭よりストレスがかかります。また、仕事は、ミスが許されなかったり、計画性を必要とされたりと、発達障害の人が苦手な要素が揃っていたりします。

そのため、職場の人はみんな「おかしさ」に気付いていたのに、一番身近な人間である妻や夫がそれに気付いていなかったということがあり得ます。

しかし、転職や転勤、職場内での部署の異動といった大きな変化があったとき、また、ミスをしたり上司にこっぴどく怒られたなどというときは、ストレスがいつもより多くかかります。そんなときは、そのストレスにうまく対応できず、家庭内でも発達障害の症状や特徴が顕著になることもあります。

発達障害が夫婦関係に及ぼす影響

自閉症スペクトラム(ASD)-意思疎通が悪い

夫婦のどちらかが自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の場合、夫婦のコミュニケーションは困難を極めます。「話し合っても無駄」、「外国人かと思うくらい、言葉が通じない」、「平行線でむなしくなる」といった、意思疎通のなさが語られることがあります。

また、「何を考えているのか分からない」、「言動が理解できない。」といった「分からなさ」も特徴です。夫婦である以上、いろんな場面で話合いが必要になってきます。また、夫婦であれば、コミュニケーションをしなくていい、なんて日はありません。毎日繰り返される日常会話の中で、お互いにストレスをためていくことになるのです。

また、ASDの場合、高学歴だったり、社会的地位の高い職業についていることも多くあります。そのため、コミュニケーションの取りにくさに加えて、「高圧的」、「利己的」な要素が加わり、DVやモラハラに発展することもあります。

注意欠陥多動性障害(ADHD)-できないことが喧嘩の原因に

男性がADHDの症状を持ったまま社会にでると、会社で色々な苦労をすることになります。約束の時間を守れなかったり、うっかりミスが多かったり、また、大切な会議の途中で寝てしまったりと、枚挙にいとまがありません。

そうすると、職場でのストレスが家庭内に持ち込まれるようになり、夫婦関係がギクシャクし始めます。また、いつまでたっても出世しない、出世しなどころかクビになりそうだ、となれば、経済的な不安も出てきます。

また、妻がADHDでも同じです。職場で困難を抱えることなります。さらに、育児や家事と両立させなければならないことも多く、完全にキャパオーバーです。

仕事ではミスを連発、家事・育児に手が回らず、家の中はいつも散らかり、必要なものさえ探せません。また、集中力に欠け、子どもにけがをさせてしまうなど、取り返しのつかない事態に発展してしまうこともあります。

そんな状態を夫は見過ごすことができず、「ちゃんとしろ」と説教をします。しかし、妻にしてみれは、「ちゃんとしたいのは山々だけれど、できないのよ!」ということになり、やはり最終的には夫婦関係が悪化してしまいます。

カサンドラ症候群

一時期、「発達障害の夫、カサンドラな妻」などといった記事が雑誌やニュースに出ていたので、「カサンドラ症候群」という言葉を聞いたことがある人もおられると思います。カサンドラ症候群は、端的には、「発達障害をもつ人の家族や身近な人が、コミュニケーションがうまく築けないことによるストレスで陥る二次障害」のことをいいます。

先ほど、「カサンドラな妻」と書きましたが、男女の区別なく、男性もカサンドラ症候群に陥る危険性があります。ただ、発達障害の男女比が男性の方が高いこと、また、真面目な性格の女性がカサンドラになりやすいことから、「発達障害の夫、カサンドラな妻」といった言い方がされるようになったのだと思います。

抑うつ、体重の減少・増加、無気力、自律神経失調といった症状があると言われており、うつ病だと思って受診したらカサンドラだったということもあるようです。

夫婦関係がうまくいかないのは自分のせいだと思ってしまったり、発達障害の夫や妻の理解を超えた言動に日常的にさらされ、無力感や無気力感に襲われたりします。一方は発達障害、もう一方はカサンドラ、となってしまった場合、やはり、円満な夫婦とは程遠くなってしまいます。

解決の方法

受診及び治療

もしかしたら、この方法が一番正攻法であり、かつ一番難しいかもしれません。夫や妻の発達障害が疑われるとき、本人も「生きづらさ」を感じていることがあります。そんな場合、特に「発達障害かもしれない」などと言わず、「とにかく相談に行ってみよう」と声をかけることで、意外と受診に賛成してくれることがあります。

ただ、頑なに拒否されることの方が多いかもしれません。そんな場合は、ご自身だけが親族として医療機関に相談に行くこともできます。発達障害を持つ夫や妻の言動の意味を理解し、対処方法を学ぶことができれば、コミュニケーションが円滑になります。

また、発達障害を身内にもつ家族が集まる自助グループに参加するという方法もあります。とにかく、相談相手をもつだけでも、苦しさが大きく緩和されたりします。

別居-物理的な距離が精神安定につながる

別居は、最終的な解決ではありません。しかし、物理的・心理的な距離を置くことで、ずいぶんと楽になることがあります。

いくら言葉で説明しても理解してもらえなかったことが、実際に家を出るという行為により、本気が伝わるという効果も期待できます。まずは、体も心も相手から離れ、安全圏にいる状態でじっくりと考えるという選択肢もありだと思います。

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離婚

残念ながら、離婚という選択肢しかないこともあります。カサンドラ症候群に陥った人は、自分の人生を台無しにしてしまいかねません。

また、お子さんがいる夫婦であれば、このまま夫婦関係を続けることでお子さんにどんな影響があるかも考える必要があります。そうした結果、「離婚」という選択肢が最善の場合もあります。

コラム作成者の代表小泉も含む当センターの個別のカウンセリングにつきましては、以下のページの問い合わせフォームよりお申込みが可能です。

離婚カウンセリング

発達障害の夫や妻と離婚する際の注意点

気持ちを伝える

発達障害の特徴の一つとして、「言葉を表面的にしか理解しない」、「相手の気持ちを予想できない」といった特徴があります。そのため、「ここまで言えば察してくれるだろう。」、「普段の言動から明らかだろう」という推測は成立しません。

どうして離婚したいのか、どこが嫌なのか、具体的に言葉にして伝えることが必要です。ただ、残念ながら、いくら話しても都合のいいところだけしか聞き取ってくれず、気持ちが伝わらないことも多いのですが・・。

相手の気持ちも率直に聞く

発達障害の夫や妻が何を考えているのか分からない、というお悩みをもつ方も多いと思います。そのため、なぜ離婚に応じてくれないのか、何がネックになっているのか、理解に苦しむことがあります。

特に、こちらの主張を通そうとしたり、自分の気持ちを分かってもらおうと思って会話をしてしまうと、結局議論がかみ合わなかったり、けんかになって終わってしまったりします。

そんな場合は、まずは相手の気持ちを理解することに努めましょう。

自分の気持ちを押し殺し、相手の言うことを「うん、うん」と聞いてあげることは忍耐力のいることかもしれません。しかし、相手の本心を知ることは、協議を進める上でとても大切です。

思わぬことが理由で離婚を渋っているかもしれず、その障害を除くことができれば、案外すんなりと離婚が成立することもあります。

協議に第三者を仲介させる

最初の段階として、夫婦のみで気持ちを伝えあって協議を進めることはとても大切です。ただ、協議が行き詰まったり、相手と話し合うのがしんどくなった場合、協議の仲介をしてくれ第三者を利用することも大切です。

発達障害をもつ夫や妻との協議は、ときに空転し、協議の後に残るは疲労感と虚しさだけだったりします。また、大きな声で怒鳴られたり、思わぬことできれられたりして、心身ともに疲弊することもあります。そんなときは、無理に二人きりで話し合わず、誰かに間に入ってもらいましょう。

親族や友人では役不足です。家裁の調停や民間の調停機関(ADR)を利用しましょう。

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諦めが肝心

発達障害の配偶者相手の離婚は、色々な意味で諦めも大切です。「これだけ言えば分かってくれるだろう。」、「理解してくれるまで待とう。」、「粘り強く交渉してみよう」という姿勢は、ときに自分を苦しめることになります。

相手から離婚を切り出されることは、プライドの高い高学歴アスペルガーの夫や妻には大変な屈辱です。また、こだわりや執着が強い人にとって、愛する妻や夫、かわいい子どもとの別れを意味する離婚は到底受け入れられません。

そもそも、離婚は「変化」にほかなりません。ルーティンやいつもと変わらない日常に安心感を覚える人には、苦痛以外の何物でもありません。そのため、「簡単には離婚はできない。」、「同意を得るのは不可能」と覚悟を決めることも大切です。

早い段階で、穏やかな解決や粘り強い話合いを諦め、弁護士に依頼して調停や裁判で決着をつけるという選択肢もありなのです。

まとめ

当センターにご相談にこられる方のお話をうかがっていると、一つの流れが見えてきます。

それは、「疑い→気付き→安堵→希望→絶望→諦め→決断」という流れです。

つまり、何だかコミュニケーションがおかしいという疑いから始まり、ネットや書籍で色々と調べているうちに、「うちの妻(夫)は発達障害がかもしれない」という気付きに至ります。そして、自分で診療内科に行ったりした結果、「ご主人(奥様)、発達障害っぽいですね」というお医者さんの判断を聞き、やっぱりそうだったのかと安堵します。この安堵は、理解できなさの原因が理解できた安堵です。そして、性格に問題があるのではなく、病気だったのだという安堵もあります。

そこから、本人が治療したり、自分がコミュニケーションを学ぶことで関係が改善できるかもしれないと希望を持ちます。しかし、治療どころか、病気扱いされたと逆上されることもありますし、渋々カウンセリングなんかに付き合ってくれたとしても、そう簡単に治るものではありません。つまり、発達障害であってもなくても、日常生活はそう簡単に変わりません。日々の辛さはそのままです。

そのうち、希望が絶望になり、最終的には「何も変わらない」という諦めに至ります。そして、諦めた結果、離婚という決断をし、当センターに来られるのです。

長いブログをここまで読んでくださったみなさんも、この流れのどこかに位置されているのかもしれませんし、また違う道を行かれる方もおられると思います。

配偶者との不和に「発達障害」という理由を当てはめるかどうかは別にして、まずは、何よりも大切なのは自分自身です。カサンドラ症候群になる前に、専門家への相談、別居、離婚といった解決を目指していただければと思います。

こちらもご参考ください。

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