妻向け離婚情報

うつ病の夫と離婚した方がいい7つのパターン

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通常なら、うつ病になった夫を支えたいと思うものですが、ときに「離婚」の二文字が頭をよぎることがあります。

そんな場合、多くは、単にうつ病だけが問題なのではなく、以下のような問題が付随して起こっています。

さて、あなたはいくつ当てはまるでしょうか。当てはまる数が多ければ多いほど、あなたの今の生活は困難を抱えていると言わざるを得ません。

夫のうつ病にまだ「?」マークがつく方は以下のコラムもご参照ください。
妻が夫のうつ病に気づくきかっけ5選

うつ病の夫と離婚を検討した方がいい理由

夫がうつ病の治療に消極的

うつ病は定期的な診療と服薬が回復には欠かせません。しかし、夫本人が治療に消極的で、通院を怠ったり、服薬を勝手にやめてしまうことがあります。

妻としては、そんな姿を見せられると、体調を慮ってあげるのがばかばかしくなってしまいます。

うつ病だと思えない

うつ病と一言で言っても、ほとんど寝たきりの重度のうつ病から、日常生活には支障のない軽度のうつ病まで幅広くあります。

そのため、一見すると、普通に生活を楽しんでいるように見えることもあります。

生活を楽しんでいること自体は問題はないのですが、うつ病の夫をサポートするために負担が重くなっている妻にしてみれば、うつ病のはずの夫が楽しそうに飲み会に出かけていったり、昼夜問わずゲームばかりしている姿を見ると、「本当にうつなの??」と疑いたくなってしまいます。

モラハラ

うつ病が原因か否かは別にして、日々のモラハラ的な言動がひどい夫や、気分にむらがあり、大声で怒ったり怒鳴ったりしたかと思えば、今度は急に静かになって部屋に閉じこもってしまったりする夫もいます。

感謝がない

夫がうつ病の場合、家事・育児の負担が妻にのしかかっていることも少なくありません。場合によっては、経済的負担も妻が負っていることもあります。

そんな妻への感謝の気持ちがなく、「やってもらって当たり前」、「自分は病気だから仕方ない」という態度を見せられると、感謝してもらうためにやっているのではないけれど、何だか嫌になってしまうものです。

すべてに否定的

何事にも否定的・悲観的で、妻が何か新しいことをしようとすると「意味がないからやめておいた方がいい。」、「お金がかかるからやめてほしい。」、「何がしたいのか分からない」など、否定的な返事しか返ってこない人もいます。

こうなると、妻としては「うつ病」というよりも、日々の生活の中で夫とのやり取りが嫌になってしまいます。

子どもに悪影響がある

うつ病は心の病ですので、子どもたちにもきちんと説明する必要があります。

説明があれば、子どもたちは父親が一日中寝ていたり、これまでと様子が変わってしまったことの原因が分かりますので、ある程度は理解することができ、子どもにとって「悪影響」とまでは言えません。

しかし、上述のように、病気なのに治療を拒んでいる姿や部屋に引きこもってゲームばかりしている姿を見ていると、子どもだって疑問がわいてきます。

また、暴言やイライラの発散の対象が子どもにまで拡大している場合は特に注意が必要です。

家計への貢献度が低い

現実問題として、経済的な問題が大きい人もいます。例えば、うつ病で休職しているとしても、休業手当や疾病手当が出ている場合は、少し家計が楽になったりします。

しかし、完全に辞職していて、どこからも何も支給されないとなると、たちまち生活が大変になります。

加えて、うつ病の治療のためにカウンセリングに通っているような場合、大抵は保険適用外となりますので、さらに経済的負担が重くなります。

うつ病でしんどい人に対してお金の相談をすることもできず、ましてや「収入はないのにお金だけはかかる」なんて愚痴を言えるわけでもありません。しかし、現実的な問題として、経済的な負担が離婚を決意させることも少なくありません。

自分の人生に責任を持つということ

ここまで読んでくださったあなたは、きっとうつ病の夫との離婚に心を悩ませていることと思います。最終的には自分で判断・決断するしかないのですが、判断の際のアドバイスをお伝えしたいと思います。

それは、「あなたの人生と『夫』の人生を切り離して考える」ということです。

きっとあなたは、自分が夫から離れることで、夫の身の上を案じたり、もっとうつ病がひどくなったらどうしようと心配になっていることと思います。

もちろん、うつ病の夫に対する配慮や思いやりは忘れてはいけませんが、それはあなたを犠牲にすることとは異なります。

あなたは、『夫』の人生を背負うこともできませんし、責任を持つこともできません。あなたは、自分自身の人生に責任を持ち、『夫』の人生は『夫』が責任を持つしかないのです。

おひとりで答えが出せないときは、ぜひ、ご相談にいらしてください。

離婚カウンセリング

また、既にうつ病の夫との離婚を決めておられる方は以下のコラムもご参照ください。

うつ病を理由に夫と離婚できるか
うつ病の夫との協議離婚を目指す場合の5つの注意点

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