離婚カウンセリング

離婚カウンセリングでできる4つのこと

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当センターはADRという民間の調停機関ですが、事前の離婚カウンセリングを大切にしています。なぜなら、離婚問題は法律のみではなく、心情面にかかわる要素が大きいからです。

しかし、まだまだ日本はカウンセリング自体に馴染みがありません。離婚カウンセリングを受けてみたいけれど、どんなものなのかイメージできない、という方は是非以下を読み進めてみてください(特に4つ目を読んでいただきたいと思います)。

メンタルケア

離婚カウンセリングは、医療的カウンセリングとは異なりますが、メンタルケア的な要素も多分に含んでいます。なぜなら、離婚問題に直面することは、とてもストレスフルだからです。

離婚はストレスフルなライフイベント

離婚がとてもストレスフルなことは、感覚的にも理解可能ですが、ライフイベントとストレスの関係を調べた有名な研究であるホームズのストレス評価表からも明らかです。

以下の表を見ていただくと、離婚は「配偶者の死」の次にストレスフルなライフイベントであることが分かります。(LCU得点が高い方がストレスが高い)。

順位 ライフイベント LCU特典
配偶者の死 100
離婚 73
夫婦別居 65
拘留 63
親族の死 63

離婚したいのにできない人、離婚したくないのに決断を迫られている人、離婚は合意しているのに事情で別居できない人、それぞれに大きな悩みとストレスを抱えることになります。

離婚問題は相談相手が難しい

ストレスを解消する方法は人それぞれですが、多くの人にとって効果的なのが「悩みを話す」ことです。

しかし、離婚の相談は、身近な友人にはかえってしにくいですし、親にだって心配をかけたくないという人が多いのではないでしょうか。

そのため、心情を吐露する場としても、離婚カウンセリングは重要な意味を持っているのです。

情報提供

ネット情報は要注意

多くの人にとって、最初の情報収集は「ネット検索」ではないでしょうか。しかし、ネット情報は玉石混合であり、その中から正しい情報を自分で取捨選択するのは難しいものです。

加えて、自分で行う情報収集はどうしても偏りがでがちです。自分に都合のよいもの、自分の希望に合う情報を選択的に見てしまうところがあります。

カスタマイズされた情報提供が可能

例えば、離婚するかどうか迷っている人に協議離婚のノウハウを伝えるのは時期尚早です。また、不貞はされたものの、夫と別れることを考えていない妻に「不貞をする夫は最低だ」と裁判の情報を提供しても役に立ちません。

配偶者の性格、抱えている問題、子どもの年齢や性格、家庭の経済状況、実家の援助の有無等、その人をとりまく環境は本当に千差万別です。

適切なヒアリングによって、状況にピッタリと即した情報提供を行えるのが離婚カウンセリングの強みです。

気持ちの整理と決断のお手伝い

自分の気持ちを知る

自分の本心や本音は意外と見えづらいものです。

夫に不貞された妻から「不貞をされるなんて屈辱的です。でも、なぜか離婚に踏み切れないんです。なぜなんでしょうか」と相談されることもあります。

妻との離婚を検討する夫から「こんなことで離婚したいと思うのは、単なる気の迷いで、もっと頑張れるものでしょうか。」と相談されることもあります。

こんなときは、カウンセラーとのやり取りを通じて、その答えを探る作業をしていきます。自問自答しても分からなかったのに、カウンセラーの質問に答えていくうちに、自分の気持ちが見えてくることがあります。

優先順位を明確化する

離婚するかどうか悩んでいる方にとって、離婚のメリットやデメリットに関する情報が提供されたからといって、気持ちが固まるわけではありません。

  • 子どもにとってベストな方法は
  • それまで自分のメンタルがもつか
  • 経済的に自立してからの方がいいのか
  • 両親を悲しませることになるのでは
  • 社会的な影響も気になる

      こんなことを色々と考え始め、何も決められなくなります。そんなときは、カウンセラーとのやり取りを通して自分の中の優先順位作りが有効です。

      離婚コンサルティング

      そして離婚カウンセリングの最後の役割は具体的な離婚の進め方などのコンサルティング的要素です。実は、ここが一番みなさんが求めている部分かもしれません。

      自分の気持ちも明確になった、必要な情報も収取した、でも、具体的にどう進めていいか分からない、という方が少なくありません。例えば、別居です。

      まずは何から準備をすればいいのか、配偶者に別居の許可を取った方がいいのか、学校や職場にはどのタイミングで説明をするのか、子どもにはどう説明するのか、婚姻費用や面会交流の取り決めはいつどんな形でするのか、といったことを考える必要があります。

      他にも、協議離婚の進め方について相談される方もおられます。やはり、相手に離婚を切り出すのは勇気がいることだと思うのです。

      目標(ex.離婚したい)や方針(ex.なるべく穏便に)が明確になった段階で、その方針に沿って目標に到達する案を具体的にアドバイスするのが離婚カウンセリングのコンサルティング的な役割です。

      まだまだ、離婚の相談をできる場所は多くありませんが、是非、お一人で悩まず、お気軽にご相談いただければと思います。当センターでの離婚カウンセリングについては、以下のページをご覧いただければと思います。

      離婚カウンセリング

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        ※「夫婦カウンセリング」は対面、zoomのみ受付しております。
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        ADRの申立ては以下のURLをクリックの上、申立てフォームの入力をお願いいたします。
        https://rikon-terrace.com/petition/

        なお、ADR実施について、相手方様の同意を取れていない等、進行についてご不安がある場合は事前のカウンセリングをお勧めしております。カウンセリングは、本問い合わせフォームの「カウンセリングの申込」よりお進みください。ADRの制度に関するご質問は、以下にご記入ください。
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