子連れ離婚に適した子どもの年齢ー成人するまで待つべき?ー

子どもがいるご夫婦の場合、離婚時期が大きな問題となります。

子どもが物心つくまでに離婚した方がいいのか、それともある程度大きくなって、色々なことを理解できるようになってからの方がいいのか、はたまた、子どもが独立するまで待つべきなのか。

今回は、そんなお悩みに対し、子どもをもつ夫婦がどんな選択をしているのか、そして、それぞれの年代でのメリット・デメリットをお伝えします。

意外と早期にやってくる離婚時期

離婚までの婚姻期間

司法統計」といって、裁判所には様々な統計がありますが、その中に離婚案件を申し立てた夫婦を婚姻期間別に集計した統計があります。終局区分別婚姻期間(裁判所のHPに移動します。)

一番多いのは婚姻から「0~4年」

これを見ると分かるように、一番多いのは婚姻から「0~4年」です。

中には、

「結婚したばかりで離婚するなんて我慢がない。」
「世間体もあるから結婚してすぐには離婚できない」

と考える人もいるかもしれませんが、間違いに気が付いたら、早いうちに仕切りなおす(離婚する)という人も多いようです。

なぜ婚姻初期に不仲になるのか

では、なぜ婚姻初期に不仲になるのでしょうか。よくあるストーリーをご紹介します。

結婚してから分かることがある

今も昔も圧倒的に多い離婚原因は性格の不一致です。

交際当時に既に性格が分かっているはずでは?という疑問を持ちたくなりますが、一緒に生活をしてこその発見や結婚をしてからでないと発生しない問題もあります。

以下の例を見てみましょう。

夫 38歳 会社員
妻 38歳 パート

夫の主張:結婚して2年になります。

お互いの年齢もあり、交際して約1年間で結婚を決めました。

結婚前に「お試し」ということで、週末婚的にお互いの家で生活を共にしたりもしました。

冷静に見極めて結婚したつもりでしたが、いざ結婚してみると、すぐにいさかいが起こるようになりました。

まずは、妻の家事の仕方についてです。

妻は、9時~15時のパート勤務なので、時間的余裕があるはずです。

しかし、平日はほとんど家事を行わず、週末にまとめて片付けてしまう主義なのです。

なので、平日は、まともな夕食を作ってくれず、金曜に近付くにつれて、家の中が荒れていきました。

口癖は「忙しい、疲れた」です。

また、お互いの両親との関係でもギクシャクし始めました。

妻の両親が、頻繁に自宅に顔を出しているようなのです。

私としては、まだ子どももいないし、大人二人の生活に手助けはいらないと思っています。

しかし、「梅干しを漬けたから」とか「観葉植物が部屋にあった方がいいと思って」などと言っては、何かを持って家に出入りするのです。

一方、妻は私の両親とは極力接触を避けようとしているようで、私が両親の家に顔を出そうと誘っても拒否します。

私の両親は、息子夫婦の生活に立ち入ってはいけないと思っているようで、自分たちからやってきたりはしません。

そんな両親を見ていると不憫になり、妻に対する不満が募ってきました。

大したことはないように思うかもしれませんが、毎日仕事で帰ってくると家は荒れていて、夕飯もない。

横で妻は「疲れた」と不平不満。

休日は妻の両親がもってきた物に囲まれて過ごし、自分の両親には会いにいけない。

そんな毎日の中で、妻への愛情もなくなってきました。

日々の忙しい生活の中で、問題を見て見ぬふりしていましたが、先日、妻に子どもが欲しいと言われ、現実を突きつけられた気がしました。

このまま流れに任せて子どもを作ってしまっては、身動きができなくなるのでは、という危機感を抱いています。

このように、平日の生活態度やお互いの両親との関係というのは、結婚してから明らかになることが多いものです。

また、「子どもを作るかどうか」という選択を迫られたときに、これまで放置していた夫婦不和について考えざるを得なくなることもあります。

結婚前から疑問があったが引き返せない

夫:35歳
妻:35歳

妻の主張:結婚式の準備をしている際、夫がとてもお金に細かい人だということが分かりました。

打合せの際に何かと値切ったりして、恥ずかしい気持ちでした。

一生に一度のことなので、素敵なドレスが着たいとか、式に参加してくれるみんなに楽しんでもらいたいとか、そんな気持ちで色々提案しても、「それはオプションでお金がかかるから却下」と聞いてもらえませんでした。

それに、私の両親と夫の問題もありました。

夫は、自分の両親はとても大切にするのですが、私の両親に対する敬意や尊重の気持ちが見られませんでした。

二人で私の実家に帰る際も、どうでもいい理由でドタキャンしたり、行ったら行ったで寝てばかりだったり。

忙しい中おもてなしの準備をしてくれた両親に対し、感謝の気持ちもなく、ますます夫に対する不信感が募りました。

しかし、既に周囲に結婚を伝えていたこともあり、今さら結婚しないとは言えませんでした。

また、年齢的なこともあり、今結婚をやめたら、子どもをあきらめることになると思うと、結婚するしかなかったのです。

しかし、予想的中で、結婚しても夫の細かい金銭管理に悩まされることになり、互いの親族との問題も解決することはありませんでした。

そのため、結婚後、1年もしないうちに離婚を切り出す結果になりました。

このように、結婚前に既に迷いが生じている人も少なくありません。

しかし、周囲も巻き込みながら前に進んでいるものをストップさせるのはそう簡単ではありません。

迷っている気持ちに気付かないふりをしたり、「きっと、結婚すれば大丈夫なはず」と自分を奮い立たせて結婚に至るのです。

離婚時の子どもの年齢

また、子どものいる夫婦の離婚のうち、子どもの年齢別に統計を取ったものもあります。

厚生労働省 ひとり親世帯になった時の親及び末子の年齢

子どもの年齢が小さいほど高まる離婚率

これを見ていただくと分かるように、小学校に入るまでの小さいお子さんのいる夫婦の離婚が半数以上を占めており、さらには、2歳までの小さい子どもがいる夫婦の離婚率がもっとも高いという結果が出ています。

この統計は、未成年に限っての統計ですので、子どもが成人してから離婚した夫婦は入っていませんが、それでも、子どもの年齢が低い段階での離婚が多いことに驚くと思います。

出産・育児は夫婦の危機

また、出産を機に不仲になる夫婦もとても多いものです。

妻が仕事を持っている場合はなおさらですが、妻が専業主婦の場合にも、不仲になることがあるのです。

夫  32歳 会社員
妻  26歳 専業主婦
長女  0歳

妻の主張:私は子どもが大好きなので、妊娠が分かったときはとても嬉しかったです。

でも、いざ子どもが生まれてみると、私の生活は一変しました。

夜は2,3時間おきに起こされ、まともに寝られません。

育児の悩みを相談できるママ友もいないし、以前の友人も「子どもがいるから大変よね」と言ってランチなどに誘ってくれなくなりました。

仕事で忙しい夫にも相談できませんし、そもそも、専業主婦である私が家事・育児を夫に手伝ってもらうのは主婦として怠慢だと思っていました。

心身ともに下り坂のときに、何をやっても子どもが泣き止まないときなどは、本当にこちらも泣きたくなります。

ついに耐えられなくなり、夫に相談しました。

夫は理解を示してくれ、「僕もできることは協力する。」と言ってくれました。

しかし、時々おむつを替えてくれたり、早く帰宅したときにお風呂に入れてくれるだけで根本的な解決には至りませんでした。

「おまえは専業主婦なんだから」という考え方が根本にあることが言動から読み取れました。

私はついに「産後うつ」と診断されるに至りました。

そして、夫からは「少し実家に帰って休んできたら。」と言われました。

つまり、お荷物になった私と子どもを実家に任せ、自分は何もしないということです。

実家に帰ってからというもの、両親の助けもあり、体調も回復してきました。

しかし、その間、夫は時折り電話をかけてくるだけでした。

離れていると情も育まれず、このまま離婚して実家で生活した方が楽なんじゃないかと思うようになってきました。

結婚も出産もストレスフル

結婚や出産という幸せなライフイベントの後に、すぐに「離婚」がやってくることに違和感を感じる人もいるかもしれません。

しかし、実際には、大きな生活の変化そのものがストレスになりうるのです。

ここで、ホームズの「社会的再適応評価尺度」をご紹介します。

順位ライフイベント順位ライフイベント
配偶者の死11家族の健康上の変化
離婚12妊娠
夫婦別居生活13性的障害
拘留14新しい家族の増加
親族の死15仕事の再調整
個人のけがや病気16経済状態の大きな変化
結婚17友人の死
解雇・失業18転職
夫婦の和解・調停19配偶者との口論の変化
10退職20200万円以上の借金

これは、大規模調査によりストレスを点数化し、点数が高い(ストレスが高い)ライフイベントから順位を付けたものです。

表から分かることは、結婚や出産というおめでたいイベントも、生活の変化の一因であり、それによるストレスを感じるということです。

子どもにとってのメリット・デメリット(年代別)

ここまで離婚時期の実態について、統計の数字や事例を用いてご紹介しました。

ここからは、「子どもが何歳のときに離婚するのがいいの?」とお迷いの方のために、それぞれの年代別にメリットとデメリットをお伝えします。

子どもが0~3歳での離婚

メリット

子どもに長期間の紛争を見せずにすむ

先ほどの統計にもあったように、結婚・出産を経て、すぐに問題を抱える夫婦が少なくありません。

そんな中、早期に離婚することは、早期に問題を解決することにつながります。

いつもいがみ合っている様子や、激しい喧嘩など、子どもが辛くなるような場面を見せる期間が短くで済むのが何よりのメリットです。

名字(氏)の問題が少ない

まだ子どもは自分の名字(氏)にこだわりがない時期です。

そのため、離婚後、母の旧姓に戻ったとしても、大きなダメージがないことがほとんどです。

デメリット

別居親の記憶を形成するのが大変

子どもがこの年代で離婚すると、別居親(多くは父親)の記憶やイメージを形成するのが難しいことがあります。

記憶力や理解力が未熟ですので、会わない期間が長くなると、すぐに忘れてしまいます。

この点、逆に父親のことを忘れさせたい人には好都合のようにも思われますが、そんなに簡単な問題ではありません。子どもの戸籍には、しっかりと父親の名前が書かれています。

いずれ、パスポートを取る、車の免許を取る、結婚する、そんなライフイベントの中で、子どもは必ずその戸籍を目にします。

その際、「自分が認識している父親と違う名前がある」事実を知った子どもの心情はどうでしょうか。

これまで生きてきた過程や母親との信頼関係など、様々なものが崩れ落ちる感覚を味わうことになります。

そう考えると、子どもの父親が誰であり、その人はどんな人であるのかを子どもに教えてあげなければいけないわけですが、早期に離婚すると、これが思いのほか大変だったりします。

面会交流が大変

家族がそろって面会交流ができるような関係性だといいのですが、自分は元夫に会いたくないので、父子だけで面会交流をしてほしいと考える人も少なくありません。

しかし、子どもが小さい場合、どうしても受渡し時に顔を合わさざるを得ません。

また、1歳未満のまだまだ幼い時期などは、ママがいないと泣いてしまう子やたまに会う別居親にはお世話を任せられないという人もいます。

その場合、面会交流支援機関などを利用したり、親族にお願いするしかないのですが、費用がかかったり、日程の調整が難しかったりというデメリットがあります。

養育費の支払いが滞りがち

父親は、妊娠・出産の過程がないこともあり、幼くしてすぐ離れてしまった子どもに対し、親としての自覚や子どもへの愛情が育ちにくいことがあります。

そんな中、20年近くにわたって養育費を支払ってもらうことは簡単ではありません。

子どもが4~6歳での離婚

メリット

環境の変化を受け入れやすい

離婚によって転居や転園が伴っとしても、まだ未就学児の子どもであれば、比較的順応性が高いことがメリットです。

最初は「いやだ」と泣いたり、登園を渋ることがあるかもしれませんが、早い段階でお友達を見つけたり、楽しく登園できる子どもが多いでしょう。

面会交流がしやすい

まだ未就学ですので、比較的自由に時間が使えます。

そのため、頻繁に面会交流をしたり、パパとママの家を行ったり来たりしながら、新しい生活に順応していくことができます。

デメリット

自分のせいにしやすい

大人は他罰的ですが、子どもはそうではありません。

特に、この年代の子どもは、周囲の出来事を自分と関連付けて考えることが多いので、「パパとママが離婚したのは、僕が言うことをきかないからだ」といった風に、自分のせいだと考えがちです。

加えて、子育ての方針や育児分担でけんかをする夫婦が多いので、それを見ている子どもは、どうしたって自分が原因だと思ってしまうのです。

不安や疑問を言葉で表現できない

この年代になると、周囲で起こっていることに気付いたり、疑問や不安を感じるようになります。

そのため、親が不仲な様子を見て、漠然とした不安を感じたり、「別々に住むことにした」という説明を受ければ、「寂しい、悲しい」といった負の感情や、「お友達とはずっと一緒に遊べるかな」といった不安を感じます。

ただ、その気持ちを正確に言葉に出して説明するのは難しい年代です。

そのため、「お腹が痛い」、「頭が痛い」と体調不良といった形で表出する子どももいます。

子どもが小学校1~3年生での離婚

メリット

切り替えがしやすい

ちょうど就学するタイミングで離婚や別居を選択する人も多いと思いますが、その一番の理由が友人関係や学校関係をリセットしやすいという点です。

名字が変わったり、転居したとしても、周囲に離婚を悟られず、新しい環境で一から出直すことができるからです。

子どもが自分の意見を言えるようになる

親の離婚に際し、子どもにも知る権利や意見を言う権利があるとされています。

未就学児では、なかなか難しいのですが、小学校に入ると、ぐっと理解力や言語力が伸びます。

そのため、なぜ両親が離婚するのか、離婚をすると子どもの生活はどう変化するのか、説明があればしっかりと理解することができます。

そして、それに対する子どもの気持ちを聞くこともできますし、それがとても大切だとも言われています。

デメリット

子どもに負担がかかることがある

「小学1年生の壁」という言葉があるように、小学生になるというのは、子どもにとって一大事です。

これまで、毎日遊んでばかりだったのが、長い時間椅子に座って話を聞かなければなりません。

接する友達の数や周囲の大人の数もぐっと増えます。

毎日、へとへとになって学校から帰ってくる子も多いのではないでしょうか。

大人にとっては、「ちょうどいい切り替えのタイミング」であったとしても、子どもにとっては、学校も大変、家も大変ということで、負担がかかってしまうことがあります。

頻回な面会交流がしにくくなる

例えば、平日はママ、休日はパパ、といった程度の役割分担であれば何とか可能ですが、月~水はママ、木~日はパパ、といった平日に行ったり来たりするような面会交流がしづらくなります。

なぜなら、学校が始まると、宿題や持ち物などの関係もあり、どちらか一方にベースを置いた生活が大切になるからです。

子どもが小学校4年~6年での離婚

メリット

状況の理解が進む

小学校高学年にもなれば、周囲で何が起こっているのか、きちんと説明さえしてもらえば、大抵のことを理解することができます。

そのため、親がなぜ離婚するのか、その後の生活はどうなるのか、そういった説明があれば、むやみに不安にならずに済みます。

友人や学校の手助けを求められるようになる

家庭の問題は誰にも相談しにくかったりしますが、この年代になれば、境遇が似ている友人と相談しあったり、仲のいい先生に打ち明けたりすることができるようになります。

当事者である親には相談しにくいことも、周囲の力を借りて乗り越えていくことができます。

デメリット

大人の顔色をうかがうようになる

もっと幼い子どもであったとしても、親の顔色をうかがい、その親が望むような言動を取ることができますが、小学校高学年になってくると、さらに上手になってきます。

父親の前では母親の悪口を一緒になって言い、母親の前では父親を非難する、そういうことができるようになります。

ただ、大抵の場合、子どもは両方の親が大好きです。そのため、このような行為は子どもの心に大きな負担となります。

子どもらしさを出せなくなる

例えば、疲れている親の姿を見て、過度にお手伝いをしてみたり、お金の心配をしている親を見て、「僕、面白くなくなったからサッカーやめたい。」、「私、勉強好きじゃないから、塾やめてもいいかな」などと言い出したりします。

また、相談相手になってあげようとする子もいたりと、子どもらしさを出しにくい状況になりがちです。

子どもが中学生以上での離婚

メリット

家庭以外の世界が広がる

勉強や部活動が忙しくなり、友達とのつながりも一層強くなってきます。

そのため、家庭の中で辛いことがあったとしても、外の世界で解消することができます。

自分の意見を言いやすくなる

理解力や判断力が身についてきて、親と対等に話す子も増えてくるのがこの年代です。

そのため、親の離婚に対する疑問や意見を口に出して解消することができ、ため込まずにすみます。

教育費を負担してもらいやすい

同居当時からの父子関係にもよりますが、同居期間が長く、父子関係が良好に築かれている場合、離婚したとしても教育関連費を支払ってもらいやすくなります。

父親としても、これまでの子どもの頑張りを目の前で見ていますので、学費を支払うことに抵抗感が少なくなるからです。

デメリット

思春期と重なる

思春期は、親との関係が悪くなったり、自分でもどうしようもない苛立ちを抱えることが多くなります。

そんなときは、そっと子どもが思春期の課題を乗り越えていくのを見守るしかないのですが、親の離婚というごたごたがあると、状況は悪化します。

「親は何も分かってくれない。勝手だ」と感情を悪化させることもあります。

また、思春期の課題を上手に解決できず、社会不信になったり、その結果不登校になったりします。

将来が心配になる

年齢が上がればあがるほど、将来予測ができるようになります。

そのため、このまま私立学校を続けることができるのか、大学には行けるのか、就職の際に不利にはならないか、そういったことが頭をよぎり、不安が増大します。

離婚に適した子どもの年齢は「ない」

ここまで読んでくださった方はもう既にお分かりだと思いますが、子どもの年齢が何歳であったとしても、離婚のメリット・デメリットがそれぞれにあります。

また、そのデメリットは、色々な方法でフォローすることができます。

多くの場合、親の離婚は子どもに寂しさや喪失感、時には怒りの感情など、負の感情をもたらします。

その一方で、親のけんかを見せなくてすみますし、離婚をしても生き生きと生活する姿を見せることもできます。

極端な言い方をしますと、離婚は親の都合でするものであって、離婚時期についても親の都合で考えざるを得ません。

ただ、子どものためにできるフォローもたくさんあります。

まずは、子どもの年齢や状況によって生じやすいデメリットを把握した上で、子どもに親の離婚を説明したり、子ども自身が意見を言える機会を作ることが大切です。

当センターでは、離婚カウンセリングをお受けしています。

離婚するかどうかや、その時期等に悩んでおられる方は、ぜひご相談ください。