離婚準備

離婚は早い方がいい4つの理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

当センターに離婚相談に来られる方の中には、離婚そのものに迷っておられる方が少なくありません。

「離婚した方がいいようにも思うけれど、子どものことを考えると決断できない。」
「相手に愛情はないけれど、離婚を切り出されるとかえって『うん』と言えない。」

本当に様々な理由や事情を抱え、みなさん悩んでおられます。

そんなご相談に対し、「離婚した方がいいですよ。」もしくは「離婚しない方がいいですよ。」というアドバイスはできません。なぜなら、それは、ご本人が決めることで、相談役ができることは情報提供や問題の整理だけだからです。

ただ、やはり中には、「離婚するなら早い方がいいのでは・・・。」と言いたくなるケースもあります。今日は、早く離婚した方がお得な理由をお伝えしたいと思います。

経済的理由

夫の経済的メリット(婚姻費用と養育費の差)

 

婚姻費用とは、夫婦が別居する際、収入の多い方が少ない方に支払う生活費のことです。一般的には、夫の方が収入が高いケースが多いので、夫から妻に婚姻費用を渡す場合がほとんどです。そして、夫婦に子どもがいる場合、夫は、別居している妻と子どもの生活費を支払うことになります。

一方、養育費は、離婚後の子どもの生活費です。そのため、養育費には、妻の分の生活費は含まれていません。つまり、夫にしてみれば、離婚が成立するまで、妻の生活費まで面倒をみなければならないのです。そのため、早く離婚を成立させ、子どもの養育費のみの支払いにした方が、夫としては経済的メリットがあるといえます。

妻の経済的メリット

もし、離婚したい夫に対し、妻であるあなたが離婚を迷っていたとします。しかし、既に別居生活が開始されているのであれば、離婚したい夫に対し、妻が対抗できるのは、そんなに長い期間ではありません。というのも、もし夫が有責配偶者でない場合、一般的には、3~5年も別居すれば、いくら妻が離婚したくないと主張しても、裁判離婚が可能だと言われているからです(2年と記載している本もあります)。

そのときになって、渋々離婚条件の協議に応じたとしても、妻は何も強いカードを持っていません。しかし、初期段階であれば、「今すぐ離婚してあげるから、財産分与や養育費を上乗せして」と要求する余地があるのです。

弁護士費用

 

夫婦同士で協議をしている分には、特に費用はかかりません。しかし、協議が長引き、夫婦のみでの解決が困難になったとき、弁護士の力を借りることになります。

そうなれば、何十万(時には100万円以上)という弁護士費用が必要になってきます。確かに、弁護士は、豊富な法的知識を持っており、頼りになります。そのため、依頼するのに多額の費用がかかるのは、ある意味当たり前です。

しかし、もし、夫婦だけで話合いが可能なのであれば、弁護士費用を財産分与や養育費にまわすという選択でもいいのではないでしょうか。

心情的理由

離婚協議はとても疲れます。ときに怒り、憎しみ、感情が高ぶります。

しかし、ふとした瞬間に、どうして自分はこの人を選んでしまったんだろう、今までの人生は何だったんだろう、と自分を責める瞬間もあります。また、子どもに申し訳ない気持ちになったりもします。

離婚協議が長引くと、心身ともに疲弊し、うつ病等で入院してしまう人もいます。お金より何より大切なのは、心身の健康です。つらい時期は短い方がいいのです。

将来の再婚機会

離婚当時、多くの人が「もう結婚はこりごりだ」と思うようです。しかし、平均寿命は長くなるばかりです。そして、離婚後、数年すれば気持ちも前向きになります。

若い人はもちろんのこと、既に子どもを育てあげたような世代の方でも、再婚の可能性があるのです。もちろん、再婚である必要はなく、パートナーとして人生を一緒に楽しんだりすることもできます。

離婚協議が1年、2年と長引くということは、そういった機会を1年、2年となくしていることになるのです。

子どもの幸せ

 

親の離婚は、子どもに少なからず影響を及ぼします。そのため、「子どものため」という理由で離婚に踏み切れない人もたくさんいます。しかし、悪影響ばかりではなく、以下のようなメリットもあります。

親のけんかを見せなくて済む

子どもは、親のけんかをとてもつらい気持ちで見ています。そのため、離婚することによってそれがなくなるということは、とても大きなメリットです。また、いつも暗い顔をしていた親が悩みから解き放たれて幸せそうにしている姿を見るのも、子どもにとっては嬉しいことだったりします。

歪んだ夫婦関係を見せずに済む

例えば、家庭内別居の状態であったり、夫の暴言に妻が耐えているような状況だったとしましょう。そのような状態は、夫婦の状態として健全ではありません。

しかし、子どもにとっては、目の前の家庭が唯一の夫婦関係を学ぶ場です。そんな家庭で育った子どもは、何かあっても我慢して生活しなければならない、とインプットしてしまいます。

あなたは、今自分が置かれている状況を子どもにも真似してほしいですか。きっと、同じ道は歩んでほしくないと思っているのではないでしょうか。

一度は結婚した夫婦でも、うまくいかなければ婚姻関係を解消し、それぞれの幸せを追求する姿を見せてあげることも一つの選択肢です。

相手の悪口を言わなくて済む

争いが長くなれば、相手への不満も募ります。そんなとき、子どもに相手の悪口を言ってしまったりしないでしょうか?長引く夫婦不和に暗い顔でため息をついてしまわないでしょうか。

子どもは、そんな親の様子をよく見て、肌で感じ取っています。そんな状態の中、明るい気持ちで学校や幼稚園に出掛けられません。離婚協議が長引けば長引くほど、子どもが親の紛争に巻き込まれるリスクが高くなります。

そのため、子の福祉の観点からは、やはり早期解決がとても大切なのです。

当センターでは、離婚に関するカウンセリングも実施しています。ひとりで悩まず、お気軽にご相談ください。
離婚カウンセリング

問い合わせ





制度をご説明させていただきますので、ご連絡先の電話番号及びご都合のよろしい時間帯をご記入ください。

[recaptcha]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る