「子どもの気持ち調査」活用例

   活用例1

分かってはいるが、諦めきれない。そんなときの納得のための一手としての活用法

依頼者は別居親である夫。妻は、長女(10歳)を連れて別居。妻は「長女は私と暮らしたいと言っている。」と親権を主張。依頼者としては、主たる監護者であった妻に親権を譲るのもやむなしという気持ちはあるものの、子どもの気持ちを直接聞くまでは決断できないと言っている。

こんな場合は「子どもの気持ち調査」をご活用ください。相手方やその代理人にご了解いただければ、元家庭裁判所調査官の弊社担当者がお子さんにお話をうかがってきます。お子さんの生の声は大変説得力があり、時に事案を動かすことがあります。是非、依頼者様が納得し、合意に至るための一手としてご活用ください。

 

   活用例2 

相手方の『〇〇が言わせてるんだ』という主張に対応するための活用法

依頼者は妻。夫の浮気が原因で別居。夫婦は離婚及び親権(妻)で合意しているが、夫が頻回な面会交流を求めており、離婚協議そのものが整わず、調停を申し立てるしかないかという状況。妻によると、同居当時から父子関係があまり良好でなく、長男(8歳)は会いたくないと言っているとのこと。ただ、夫は、「妻が言わせてるんだ。」と聞く耳を持たない。

こんな場合は、離婚テラスの「子どもの気持ち調査」をご活用ください。弊社の調査結果は、家裁の調査官ほどは公平性は担保できませんが、動画を見ていただければ、相手方の「〇〇が言わせてるんだ。」という批判は幾分収まることが期待できます。

 

     活用例3

双方もしくは一方が子どもの存在を無視し、自分自身の主張に凝り固まっているとき

妻は不倫がばれ、追い出される形で単身別居。別居から1年後、不倫相手との関係が終了し、寂しくなった妻から夫に「長女(7歳)に会いたい」と連絡。夫は「不倫して出て行った奴に子どもは会わさない。」の一点張り。妻は、一年間放置されていた子どもの気持ちも考えず、「面会交流は別居親の権利」と主張。

こんなときは、夫婦のどちらが依頼者であったとしても、「子どもの気持ち調査」がお勧めです。紛争の真っ只中にいるご夫婦は、怒りや憎しみの感情に支配され、理性的な判断が難しくなりがちです。そんなご夫婦でも、お子さんの生の声を聞くことによって、「子の福祉」の視点を持ち、合理的な結論が出しやすくなります。

 

   離婚テラスが「子どもの気持ち調査」をお勧めする理由

調停で家裁調査官の調査が入ると長期化が必須です。調停の前段階で合意するお手伝いがしたいと考えています。また、お子さんの生の声は親御さんに「子の福祉」の視点を促します。子の福祉にかなった早期の解決を目指していただければと思います。

 

   「子どもの気持ち調査」が向いていない事案

紛争性が高く、調停や審判(人事訴訟)を経なければ解決できそうにない事案は、「子どもの気持ち調査」をお勧めいたしません。家裁段階でも調査官調査を受ける可能性が高く、二度手間ですし、お子さんに負担がかかってしまいます。

依頼者へのご説明用パンフレットはこちらです。